2.医療レーザー機器選び
レーザー機器の種類については、前の章でお話しましたよね。
それでは、常に安定した結果を出せる「優れたレーザー機器」とは何でしょうか?
(1)水に吸収されるレーザー
(2)メラニン色素に吸収されるレーザー(比較的長時間照射してしまうもの)
(3)メラニン色素に吸収されるレーザー(ごく短時間だけ照射できるもの)
もうお分かりの通り、答えは(3)の「Q—スイッチ付きレーザー機器」です。
茶色いシミやア青黒いアザの治療に関しては、「Q—スイッチ付きレーザー機器のみ」が、唯一、瘢痕(=はんこん。ひどいやけどの後に盛り上がってくる傷のことです)を作る心配の無いものだからです。
Q—スイッチ付きレーザー機器は現在3種類発売されています。
■Q—スイッチ付きアレキサンドライトレーザー機器(当院使用機種)
■Q—スイッチ付きルビーレーザー機器
■Q—スイッチ付きヤグレーザー機器
従って、医療機関を受診される際にはこの点によく注意し、また治療を受ける前にはレーザー機器の種類を必ず確認ましょう!
【POINT2】
最も安全、かつ安定した結果を出せる最良の医療レーザー機器は「Q-スイッチ付きレーザー機器」である。
当院では、米国キャンデラ社の「ALEX LAZR」を使用し「シミ」や「青黒いアザ(太田母斑)」の治療を行っています。
このレーザー機器は、メラニン色素によく吸収される755nmという波長の光のみを照射することが出来ます。また
このレーザー機器には、「Q-スイッチ」と呼ばれる「レーザーの照射時間を極端に短くすることができる」装置がついており、
1億分の5秒という短時間照射を実現しています。