Top >  医療レーザー治療 >  扁平母斑(茶アザ) >  扁平母斑への有効性は個人差あり

扁平母斑への有効性は個人差あり

これはつい最近いただいたご質問です。扁平母斑とは薄茶色のアザで、ほとんどの場合生まれたときから存在します。薄茶色く見えるのは、メラニン色素が皮膚の浅い部分に増えているためです。


医療レーザー治療が効く病気なのですが、実はその有効性に関しては大きく個人差が出てしまう病気でもあります。


このお子さんのお母さんは治療に関して非常に心配されていました。他の病院で「変化がないか、もしくは黒くなる可能性もある」と言われていたからです。


「医療レーザー治療を受けても期待するほど消えないかもしれない・・・」と思うと、治療を受けること自体躊躇してしまうのも無理はありません。しかし扁平母斑は効果が出る可能性のある病気なのですから、「説明に納得がいけば治療を受けても良いのでは?」と考えています。


私自身は患者さんにいつも「扁平母斑の場合は医療レーザー治療の結果が3つのパターンに分かれますよ」と説明しています。


(1)非常に良く効く場合
このように反応する人は、色調が劇的に改善します。周囲の正常な皮膚と変わらないほど、肌色に戻ります。大抵1回の治療で終了します。数ヶ月、もしくは数年後に少々再発しても、もう一度レーザーを照射すればかなり長い間消えています。


(2)あまり変化がない場合
このような反応は、文字通り「濃くもならないが、薄くもならない=治療前と変化がない」という人です。


(3)逆効果な場合
これは「治療前の色調と比べて逆に濃くなってしまう」という反応をする人のことです。しかしこの反応も一時的です。時間とともに元の薄茶色に戻るため、過剰な心配は無用です。


以上のように、扁平母斑に対する医療レーザー治療の有効性は大きな個人差があります。しかし、だからといって治療しないほうがいいと言っている訳ではありません。むしろその逆です。狭い範囲でテスト照射をして、その有効性を見極めた上で全体を照射することをお勧めします。


医療レーザー治療

扁平母斑(茶アザ)

関連エントリー

扁平母斑への有効性は個人差あり  /