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男性型脱毛症(AGA)治療薬がついに発売!!

2005年12月、ついに期待の新薬が発売されました!!何に対して効果のある薬かといいますと・・・、男性型脱毛症(いわゆる若ハゲ)に効果のある「日本初の内服治療薬」です。


今までも「リアップ」をはじめとする「外用剤」はありましたよね。しかしこの薬は「内服して体の中から効果を発揮させる」という効き方になります。


薬の名前は「プロペシア錠(一般名:フィナステリド錠)」といいます。


では、どのようにこの薬が効くのかお話しますね。


1960年代、男性型脱毛症にジヒドロテストステロンが関わっているのではないか、ということが示唆されました。


その後の研究の結果、血液中の主な男性ホルモンである「テストステロン」が毛乳頭細胞(注1)に入ると、5α―還元酵素2型によってテストステロン以上に生理作用の強いジヒドロテストステロンに変換される、ということが分かってきました。
(注1)毛乳頭細胞は毛母細胞と共に毛根を作っている重要な細胞です


このジヒドロテストステロンが男性型脱毛症の主な原因の1つと考えられています。


ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞に働きかけ、「毛母細胞」に対して抑制的に働く因子を産生させます(毛母細胞とは毛を作っている細胞です)。


さあ、症状に直結するのはここからです!!


「成長を抑制された毛母細胞」はどうなるのか? 3つの異変が起きて脱毛してくるのです。


 (1)成長期の短縮化
 (2)毛包のミニチュア化
 (3)硬毛の軟毛化 


【成長期の短縮化】

毛は「成長期→退行期→休止期→成長期→退行期→休止期・・・・・・」という具合にヘアサイクルをまわっています。

通常、頭髪の場合は成長期は「2〜6年」です。しかし男性型脱毛症ではそれが「数ヶ月〜1年」に短縮されてしまうのです。

つまり、太く立派な毛に育つ前に抜けてしまう、ということです。


【毛包のミニチュア化】

毛包とは毛を包み込んでいる組織で、毛の発育には不可欠なものです。

「成長期の短縮化」の影響を受けて、しっかりとした毛を包み込こめるほど十分に成長できなくなる(ミニチュア化)という訳です。


【硬毛の軟毛化】  

成長期が短いためにうぶ毛のようなコシのない毛になることを「軟毛化」といいます。

男性型脱毛症では円形脱毛症と違っていきなり地肌がツルツルになるのではありません。

「薄くなってきたかな?」と思う部分でも、初期にはきちんと毛があります。

ただし、その毛もうぶ毛のような軟毛なので、遠目に見るとハゲているように見えてしまいます。
 


「ジヒドロテストステロン」の毛髪に対する悪影響をお分かりいただけましたか?


今回発売されたプロペシア錠は5α―還元酵素2型の働きを妨げ、テストステロンがジヒドロテストステロンに変わるのを抑制する薬です。


********* 最後に脱毛・豆知識! *********


5α―還元酵素2型を多く持っているのは「前頭部」「頭頂部」の毛乳頭細胞です。「後頭部」「側頭部」の毛乳頭細胞には少ないんですね。


だから男性型脱毛症は「後頭部」「側頭部」には生じにくい、といわれています。

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いや〜、話せばあっという間の内容でも、文章で書くとついつい長くなってしまいますね(^-^;;。


治療費やこの薬の効果については次回お話しましょう。

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