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亜鉛について

亜鉛とは、不足するとまず最初に味覚障害が起こることから、別名『味覚のミネラル』とも呼ばれています。

亜鉛は細胞分裂を促す働きがあるため、舌の味覚細胞も絶えず作り変えられています。そのため、不足すると味覚細胞が減り、味を感じられなくなると考えられているからです。



【亜鉛の性質】
成人の体内に、約2g含まれています。また亜鉛は、皮膚・硝子体・前立腺・肝臓・腎臓に多く含まれて居ます。


【亜鉛の効能・効果・生理機能(働き)】
■細胞分裂を正常に保ち、肌荒れ、抜け毛、爪の異常を防ぐ
■味覚,嗅覚を正常に保つ
■子供の発育促進、大人の新陳代謝を助ける
■有毒な金属から体を守る
■傷の治りを早くする
■コレステロールの沈着を減らす
■男性生殖器官の発達と生殖能力の維持


【亜鉛の発見の歴史】
亜鉛の存在自体は古代から知られていましたが、元素として分離されたのは18世紀になってからです。銅との化合物である真鍮は広く使用されてきましたが、実用化されたのは1650年頃以降とされています。1960年にその必須性が証明されましたが、日本で必要量が定められたのは1999年とつい最近の事です。


【亜鉛の摂取量】
日本人の栄養所要量(推奨量)は、以下の通りです。
■男性 11mg
■女性  9mg (妊婦、授乳婦は+3mg)
※上限量は、男女とも30mg

亜鉛のRDA(アメリカ政府が定めた「1日あたりの摂取勧告量」)は15mgです。


【亜鉛を多く含む食品】
亜鉛を多く含む食品(食べ物・食材・料理・野菜・果物・肉)は以下のようなものです。

■小麦胚芽:15.9mg
■牡蠣(生):13.2mg
■ビーフジャーキー:8.8mg
■ごまめ:7.9mg
■かぼちゃの種(炒り・味付け):7.7mg
■豚レバー(生):6.9mg
■抹茶:6.3mg
■するめ:5.4mg
■湯葉(干し):5.0mg
■エダムチーズ:4.6mg
■たらこ(焼き):.3.8mg
■干し海苔:3.7mg
(含有量(mg)/可食部100g当たり)


【亜鉛の欠乏症と過剰摂取】
亜鉛が欠乏すると、以下のような症状が出る可能性があります。

■味覚や嗅覚の異常
■抜け毛が多くなる
■動脈硬化が進む
■軽いうつ状態(精神不安定)
■爪に白い斑点ができる
■免疫機能が低下するため、風邪をひきやすくなる(病気の回復が遅れる)
■男性は性機能低下や前立腺肥大症になる
■子供の場合、身長が伸びない
■妊婦は、胎児が発育不良になる場合がある
■大気汚染に弱くなる


亜鉛を過剰に摂取すると、以下のような症状が出る可能性があります。

■銅の欠乏
■胃腸障害や吐き気などが引き起こす場合があります。

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