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クロムについて

クロムとは、糖質や脂質の代謝を助ける働きがあるため、別名『代謝のミネラル』とも呼ばれています。

またクロムは、血糖値をコントロールするインシュリンの働きを活性化する働きがあるため、糖尿病の予防や、中性脂肪やコレステロール値を改善するのに役立ちます。



【クロムの性質】
糖の代謝を促す性質があります。またクロムには、人工的に生成された『六価クロム』というものがあり、これは毒性が高く人体にも有害で、土壌汚染等で問題となる物質ですが、食品に含まれるものは『三価クロム』といって、毒性はそれほど高くありません。
※自然界に存在するクロムの殆どが三価クロムです。
※また、サプリメント等に含まれるものはピコリン酸クロムというものが多く、これも三価クロムです。


【クロムの効能・効果・生理機能(働き)】
■糖質・脂質の代謝を助ける
■インシュリンの働きを活性化する
■中性脂肪やコレステロール値を改善する
■高血圧を予防する
■老化防止に役立つ
■善玉コレステロールを増やす


【クロムの発見の歴史】
クロムの発見者は、フランスのヴォークランです。1797年、フランスのルイ・ニコラ・ヴォークランにより、シベリア産紅鉛鉱(クロム酸鉛)から発見されました。酸化状態により様々な色を呈する事から、ギリシャ語のχρωμα(chrōma,色)にちなんで、クロムと命名されました。


【クロムの摂取量】
日本人の栄養所要量(推奨量)は、以下の通りです。

■男性 35μg
■女性 30μg

RDA(アメリカ政府が定めた「1日あたりの摂取勧告量」)は特に定められていませんが、50~200μgの摂取が勧告されています。


【クロムを多く含む食品】
クロムを多く含む食品(食べ物・食材・料理・野菜・果物・肉)は以下のようなものです。

■干しひじき:270μg
■わかめ(乾):100μg
■まいわし(丸干し):76μg
■穴子:48μg
■あさり:45μg
■ベーコン:39μg
■ボンレスハム:38μg
(含有量(mg)/可食部100g当たり)


【クロムの欠乏症と過剰摂取】
クロムが欠乏すると、以下のような症状が出る可能性があります。

■糖尿病になる(血糖値が下がりにくくなる)
■動脈硬化が進む
■高血圧になる
■疲れやすくなる
■子供の場合は発育が遅れるなどの成長障害が起こる

クロムの過剰摂取症状に関しては、特に情報はありません。

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