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8.302019
ニキビ治療の記事がリビング新聞に載りました
短い文章ながら、ニキビ治療に関して重要なポイントをうまくまとめられたと思います。ニキビに悩まれている患者様ご本人もさることながら、親御様にもお読みいただければ幸いです。
私が皮膚科医になった約25年前は、ニキビ治療といえば「抗生剤の内服薬と外用薬」しかありませんでした。それと強烈な匂いのする硫黄カンフルローションくらいです。「他科の医師と皮膚科医で治療に差がない時代」でした。
しかし2008年以降、アダパレンや過酸化ベンゾイルを主成分とした薬剤が次々と発売され、日本におけるニキビ治療が大きく進歩しました。これは「切れ味鋭い効果」を得られるようになった反面、「副作用に対する予防的ケア」や「実際に副作用を生じた際に適切に判断・対処する力」も要求されるようになったことを意味します。これこそ皮膚科専門医の領域であり、現代におけるニキビ治療とは他科の医師が容易に手を出せないほど特化した分野になったことを実感しています。
親御様がお受けになったニキビ治療と同じではありません。是非、劇的に進歩した現在のニキビ治療(保険診療)をお子様方にお受けいただきたいと思います。
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