うっ滞性皮膚炎
静脈瘤をはじめとする血管病変によって、下肢(とくに膝下)にかゆみを伴う発疹を繰り返し発症してしまう皮膚炎(湿疹)です。症状自体も重症、かつ広範囲の場合が多いのと、治癒後に炎症後色素沈着を伴いやすいのが特徴です。
治療に関しては、抗アレルギー剤(もしくは抗ヒスタミン剤)の内服とステロイド外用剤の塗布を行い、治癒後に炎症後色素沈着を強く生じた場合は、美白治療も併用します。
下肢の血液循環が悪く、特に静脈の流れが滞っている(うっ滞)方に多いため、簡単な予防策としては「弾性ストッキング」という締め付ける力の強い長めの靴下を着用していただきます。重度の血管病変を伴っている場合は、血管外科での処置が必要となります。血管外科の専門医は少なく、大きな病院でも常駐していないことが多いのですが、当院では信頼のおける血管外科専門医と連絡を密にし、紹介の上、血管病変の治療を行っていただいています。
アナウンス Blogカテゴリー
アナウンス Blog
- プラズマ治療における初診から施術までの流れとは?2021年3月1日
- 大阪でLMDF治療が可能な医療機関はどこですか?2021年2月22日
- デュピクセント治療中の転院は可能ですか?2021年2月15日
- 肌に優しいマスクBioFaceの販売を開始しました!2021年2月8日
- 未成年のAGAに対し処方可能な薬は何ですか?2021年2月1日