腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)は治療できますか? | 松島皮膚科医院 | 千葉 四街道の皮膚科・美容皮膚科の専門医

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腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)は治療できますか?



患者様よりお問い合わせを頂きました。

昔から腕に湿疹があり、毛孔性苔癬だと思うのですが、毛孔性苔癬の治療はされているのでしようか?

当院からの返信です。

〇〇様

お問い合わせありがとうございます。
松島皮膚科医院の松島弘典です。

ご質問の「毛孔性苔癬の治療」について回答いたします。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は毛穴に角質が詰まり、直径1mm前後の硬い小隆起性病変が頬部、上腕、大腿、及び臀部などに多数出現する皮膚病です。別名で毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)とも呼ばれています。

保険診療における治療方法として、当院では以下のような外用剤を処方しています。

現時点の治療方法はどれも完治を目指せるものではありませんので、あくまでも「症状を軽減させる」、「見た目として目立たなくさせる」ことを目的としています。

■パスタロン軟膏
尿素が入っている軟膏です。尿素の「角質水分保有力増強作用」により毛孔性苔癬の過剰な角質を目立たなくさせます。

■ザーネ軟膏
ビタミンAが入っている軟膏です。ビタミンAの「角質形成抑制作用」により毛孔性苔癬で問題となっている角質の量を減らします。

■サリチル酸ワセリン軟膏
サリチル酸がワセリン中に溶かされている軟膏です。サリチル酸には角質を柔らかくしたり、溶かしたりする作用があり、これらが毛孔性苔癬の症状改善を促します。

上記薬剤を1種類、もしくは複数併用することにより、ある一定の効果が得られます。

外用療法を1年通して行なっている患者様もいらっしゃいますが、肌を露出する機会の多い春~夏にかけて外用し、秋~冬はお休みしている方も大勢いらっしゃいます。

保険診療が主体ではありますが、外用療法のみでご満足いただけない患者様には、自費診療としてフラクショナルレーザー治療を提案させていただく場合もあります。

以上となります。
ご検討いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。



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