症状・お悩みから探す(赤ら顔・毛細血管拡張症・老人性血管腫・単純性血管腫)

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赤ら顔(あからがお)

非常に微細な毛細血管が拡張し、主に両頬部の一部、もしくは全体が赤くなっている状態を指します。

原因となっている拡張した血管を減らす目的で、ロングパルス・YAGレーザーを照射します。「赤ら顔」の治療の場合は、その他の血管系病変の治療と異なり、専用のセッティングにて行います。

直径8mmのロングパルス・YAGレーザーを10Hz(1秒間に10発照射)のスピードで中空照射(皮膚に接触させず、1〜2cm浮かせた状態での照射)を行います。患者様の受ける印象としては、レーザー光線のシャワーを浴びているような感じです。

皮膚の温度が40〜42℃に上昇しますが、痛みは無いため麻酔は不要です。またロングパルスYAGレーザーによる血管系病変の治療の中で、この「赤ら顔治療」だけがNo Down Timeです。

1回で終了する治療ではないため、複数回受けていただき少しずつ改善していく経過となります。

治療方法


毛細血管拡張症(もうさいけっかんかくちょうしょう)

皮膚内の毛細血管が拡張し、よく見ると「赤い血管が線状に確認できる状態」を指します。顔や胸部の病変を治療する機会が多いですが、腹部・背部・四肢なども治療可能です。

治療方法


老人性血管腫(ろうじんせいけっかんしゅ)

加齢現象によって皮膚表面の血管成分が増殖し、直径2〜4mmの鮮やかな赤色の病変となったものを指します。病変は平坦なものから、ドーム状に盛り上がったものまで様々です。患者様の中には「赤ホクロ」と表現される方もいらっしゃいます。

体中どの部位にも出現しますし、ほとんどの患者様において複数箇所に病変が散在しています。

ロングパルスYAGレーザーに非常に良く反応し、1回の治療で無くなることがほとんどです。

治療方法


単純性血管腫(たんじゅんせいけっかんしゅ)

出生時より出現する赤あざの一種です。前額部(ひたい)や眉間(みけん)部に存在する病変は消える可能性がありますが、その他の部位にある場合は自然治癒することがほとんどありません。

病変部分は正常な皮膚組織に比べ血管成分が過剰に存在しているため、赤っぽく見えます。

単純性血管腫は「色素ダイレーザー治療」が保険適応となっているため、まず該当レーザー機器を持っている他施設へご紹介しています。しかし、「遠方まで行っての治療を希望されない方」や「既に色素ダイレーザーを複数回受けて、症状の改善が頭打ちになっている方」につきましては、当院のロングパルスYAGレーザー治療をご案内しています。

治療方法


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