どんなレーザー機器ですか?

Q どのようなレーザー機器を使っていますか?

   当院では3種類の機械を使い分けています

下の図をご覧下さい。これはレーザー光線が吸収される物質は、レーザー光線の波長によって異なってくる、というデータをグラフにまとめたものです。医療レーザー脱毛でターゲットとなる物質は、黒線で示された「メラニン」です。

このような特性を利用して、医療レーザー脱毛では主に以下の3種類の波長が用いられています。

■アレキサンドライトレーザー(755nm)
■ダイオードレーザー(800~810nm)
■Nd:YAGレーザー(1064nm)

当院ではこれら全てのレーザー機器を取り揃え、万全の体制で医療レーザー脱毛に取り組んでおります。

■アレキサンドライトレーザー(755nm)・・・ 「GentleMax Pro」
■ダイオードレーザー(800nm)・・・・・・・ 「Vectus」
■Nd:YAGレーザー(1064nm)・・・・・・・・「GentleMax Pro」

これら3種類を使い分けることにより、患者さんの肌の色やコンディション、毛の太さ、毛の色の濃さなど、様々な状態に応じて「その方専用のオーダーメイド・セッティングを作り上げる」ことが可能となります。

以下に、各機種の特徴をご説明します。少々難しいかもしれませんが、分かりやすく解説しますので、じっくりとご覧下さい。

  1.Vectus:医療用ダイオードレーザー(800nm)

    • Vectus(サイノシュアー社製)はアメリカのFDA(米国食品医薬品局)により「永久減毛効果(Permanent Hair Reduction)」のある脱毛機器として認可されています。

    • Vectusにはレーザー光の熱から表皮を守るための冷却装置(独自のクーラントフロー機能)がついており、現在市販されている医療レーザー脱毛機器の中でも非常に安全性の高い治療を行うことが可能となっています。

アタッチメント(サファイアオプティック)は2種類ありますが、どちらも厚みのあるサファイアガラスを採用することにより、熱交換率を高め、高い冷却効果を実現します。その結果、ヤケド等のリスクを低減しつつ、最適なフルエンス(高出力)で治療することができます。

特筆すべきは、皮膚温や照射熱に左右されることなくサファイアオプティックを一定温度で冷却できるため、「クーリングジェルを塗布することなしに照射が可能」という点です。「ベトベトしたジェルは苦手」という患者様もいらっしゃいますので、この機能は画期的です!

    • ■スモール サファイアオプティック

    • 照射面積 12mmx12mm=144㎟
      細かいトリートメントに最適

    • ■ラージ サファイアオプティック

    • 照射面積 23mmx38mm=874㎟
      広範囲をスピーディーにトリートメント可能

従来使用していたLightSheerの照射面積は81㎟だったので、スモールでも1.8倍、ラージにいたっては10倍以上の面積を1回で照射するため、治療時間の大幅な短縮に繋がりました。

Vectusは「加圧式脱毛」といって、レーザー照射口(サファイアガラス)を皮膚に密着させて照射できます。レーザー光線が空中を通過してから皮膚に当たる機械に比べ、約40%もエネルギー効率が上昇します。

  2. GentleMax Pro:医療用アレキサンドライトレーザー(755nm)

  • gentle_max_pro
    • GentleMax Pro(シネロン・キャンデラ社製)は755nmと1064nmの2波長を1台に搭載した複合機です。

    • GentleMax Pro(755nm)はアメリカのFDA(米国食品医薬品局)により「永久減毛効果(Permanent Hair Reduction)」のある脱毛機器として認可されています。また日本の厚生労働省により「長期減毛効果」のある脱毛機器として認可されています。

GentleMax Pro(755nm)も「脱毛効果」と「安全性」が高いレベルで両立されているロングパルスレーザーです。脱毛効果においてVectus(800nm)と比較した場合、どちらも優劣つけがたい優れた効果を発揮します。

    • GentleMax Pro(755nm)にも皮膚を保護するための冷却装置が搭載されています。シネロン・キャンデラ社が特許を取得している「DYNAMIC COOLING DEVICE(DCD)」という冷却方式で、レーザー光線を照射する直前に冷却ガスを吹き付ける(左図・青色)ことにより皮膚を保護し、その後レーザー光線を照射し安全に脱毛する(左図・赤色)というものです。

    • この照射一行程は「全てオートマチック」に行われます。照射スイッチを1回押すだけで「冷却ガス照射〜レーザー照射」までがセットで行われるため、万が一、何らかの理由で冷却ガスが出ない場合は、レーザー照射も行われないという安全装置も完備しています。

通常のセッティングにおける「冷却ガス照射~レーザー照射」は以下の通り「53/1000秒」です。

<冷却ガス照射 30/1000秒>
 ↓
<待機時間 20/1000秒>
 ↓
<レーザー照射 3/1000秒>

  3. GentleMax Pro:医療用Nd:YAGレーザー(1064nm)

  • gentle_max_pro
    • 前述のごとく、GentleMax Pro(シネロン・キャンデラ社製)は2波長の照射が可能な複合機であり、ここではNd:YAGレーザー(1064nm)を利用した脱毛治療についてご案内します。

    • GentleMax Pro(1064nm)はアメリカのFDA(米国食品医薬品局)により「永久減毛効果(Permanent Hair Reduction)」のある脱毛機器として認可されています。また日本の厚生労働省により「長期減毛効果」のある脱毛機器として認可されています。

冷却方式は「DYNAMIC COOLING DEVICE(DCD)」を完備しています。

VectusやGentleMax Pro(755nm)同様、医療レーザー脱毛治療におけるスタンダードなレーザー機器ですが、GentleMax Pro(1064nm)には他の機器にはない大きなアドバンテージがあります。

GentleMax Pro(1064nm)の特徴は、その「波長(1064nm)」にあります。他の2機種と比べ極端に長いこの波長を採用したことにより、「色黒の方(もしくは色素沈着部位)への安全な脱毛」と「深部毛根を有する部位の脱毛」を可能にしました。

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