スギ花粉症のアレルゲン免疫療法を再開します | 松島皮膚科医院 | 千葉 四街道の皮膚科・美容皮膚科の専門医

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スギ花粉症のアレルゲン免疫療法を再開します



5月に入りスギ花粉症も完全に落ち着いたので、「シダトレン(スギ花粉舌下液)」によるアレルゲン免疫療法(減感作療法)の新規スタートを再開します。

本治療薬によるアレルゲン免疫療法は、毎年1〜4月の間は新規スタートをすることができません。治療初期にはシダトレンを少量から徐々に増やして体を慣らしていくステップがあるのですが、その時に自然界にスギ花粉が蔓延している状態では、体に入るスギ花粉の量をコントロールできないというのがその理由です。

ちなみに12月中にシダトレンが維持量に達している方は、1〜4月中も問題なくアレルゲン免疫療法を継続することが可能です。

当院でシダトレンによるアレルゲン免疫療法を開始してから、今年で2回目の花粉症シーズンを迎えました。当院は耳鼻科ではないため、本治療に取り組まれている患者様が多いわけではありませんが、毎日頑張ってコツコツと続けて来られた方々は皆さん手応えを感じてらっしゃいました。

今年はスギ花粉の飛散量が多かったにもかかわらず、ほとんとの患者様から「治療しているせいか、今年は例年に比べ花粉症の症状が軽い」とのコメントをいただくことができました。私自身も治療しており、今年は2シーズン目だったのですが、治療前の花粉症時期に比べて抗アレルギー薬を内服した回数は「5分の1程度」でした。

3〜5年ほど継続しなくてはならないため、シダトレンによるアレルゲン免疫療法は根気が必要ですが、当院での治療結果を見る限り、取り組む価値のある治療方法であると考えています。

また7月ごろには「シダキュア」という錠剤タイプも発売になるようです。現在は「要冷蔵の液状タイプ」であるため保管などが少々手間ですが、錠剤になれば一段と「治療に取り組むための心理的ハードル」も下がるでしょう!

毎年花粉症に悩まされている患者様は、ぜひ前向きにご検討いただければと思います。



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