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3.252018
【セミナー】ALEX LAZRとCO2REの臨床応用について
今週末は「シネロン・キャンデラ アカデミー in 札幌」のセミナー講師として招かれていましたので、3月24日(土)〜25日(日)で北海道に行ってきました。
北海道の気候は、やっぱり千葉とは全然違います。道路の雪は溶けていましたが、その他の土地はまだまだ雪で覆われていました。
本日の講演内容は、前半に「Qスイッチアレキサンドライトレーザー ALEX LAZRによるシミ・ソバカス・アザ治療(術前説明〜治療〜術後処置)」について、後半では「スキャナ付き炭酸ガスレーザー CO2RE(コア)による治療と応用」を解説しました。
CO2REはつい先日、厚労省から医療機器として承認を得られた機種で、「フラクショナルレーザーリサーフェシング」という美容目的で承認された画期的な一台です。
「フラクショナルレーザーリサーフェシング」とは、レーザー照射によって皮膚に微細な穴(ドット状)を開けることで、色素沈着やダウンタイムなどのリスクを最小限に抑え、皮膚を新生させることです。
(シネロン・キャンデラ社 製品パンフレットより)
「フラクショナルレーザーリサーフェシング」という照射方法で治療するのは、以下の様なケースです。
・ニキビ瘢痕治療(ニキビを患っていた部分が、クレーター状に陥凹してしまった跡を目立たなくさせる治療)
・開大毛孔治療(開いた毛穴を目立たなくさせる治療)
・傷跡治療(傷跡、手術跡を目立たなくさせる治療)
・シワ治療(皮膚を新生させ、張りの改善を図る治療)
CO2REでは「フラクショナルレーザーリサーフェシング」の他、通常の炭酸ガスレーザーと同様に「皮膚の蒸散治療」も行うことができます。蒸散治療というのは、分かりやすく表現すると「レーザーを当てて不必要な部分を削る」治療方法です。以下の様なケースで行います。
・ホクロ
・イボ
・黄色腫(おうしょくしゅ)
・汗管腫(かんかんしゅ)
ちなみに当院では、イボの中でも加齢現象に伴って出てくる老人性イボ(脂漏性角化症:しろうせいかくかしょう)の場合、先日ご紹介したように「エルビウムヤグレーザー」を主に使用しています。このレーザーは浅く綺麗に皮膚を蒸散させるのに適しています。
【エルビウムヤグレーザー関連記事】
■老人性イボはエルビウムヤグレーザーで治す!
土曜日の晩は「郷土料理 なが井」さんで、北海道の海の幸を堪能しました。氷細工の上に新鮮な魚介類がたっぷり! 最高に美味しかったです!
ふと見ると、座敷の棚の上にサイン付きのボクシンググローブが置かれています。女将さんに聞いて見ると、現WBA世界ミドル級王者のプロボクサー・村田諒太さんのものとのこと。このお店の常連さんのようでした。
飛行機の出発まで余裕がなかったため、セミナー終了後は急いで新千歳空港行きの電車に乗り込みました。慌ただしい二日間でした!
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