アナウンスBlog

巻き爪は治療できますか? どんな方法ですか?



患者様よりお問い合わせを頂きました。

巻き爪の治療は可能でしょうか?

触るだけで激痛なので局所麻酔が出来ればいいのですが。

当院からの返信です。

〇〇様

お問い合わせいただきありがとうございます。
松島皮膚科医院の松島弘典です。

お問い合わせの「巻き爪の治療」について回答いたします。

巻き爪とは「爪の弯曲が強くなってしまった状態」を指します。重度の巻き爪でも痛みがなければ治療の必要性がなく、軽度であっても痛みがあるようならば治療対象となります。

治療のファーストステップとしては「マチワイヤーMDによる矯正術」です。爪に2箇所の穴を開け(レーザーで直径0.5mmの穴を開けます)、形状記憶ワイヤーを通します。本治療は痛みが全くないため、麻酔の必要はございません。2ヶ月ほどそのままにしておくと、形状記憶ワイヤーが持つ「直線状に戻る力」が爪に加わり、巻き爪が矯正されます。標準的には矯正術を3回ほど繰り返し、巻き爪の改善が認められた場合は矯正術は終了となります。その後は元に戻るのを防ぐためのクリップを装着していただきます。

マチワイヤーMDによる矯正術が無効の場合、次のステップとして「部分抜爪+爪母のフェノール処理(フェノール法)」となります。フェノール法は伝達麻酔(指の根元に通る神経を狙って麻酔薬を注射する方法)が必要です。巻いている部分を切除し、爪が再生してこない処理を追加するため、結果として爪の幅が狭くなります。治療により巻き爪は解消されますが、指にかかる力を受け止めるという爪の機能がやや低下することと、同じ爪の両側ともに施術することができないという制約があります。

ご自身の現在の状態が「触るだけで激痛」とのことなので、推測ですが、細菌感染を合併していると思われます。
その場合、まずは抗生剤にて細菌感染を治療し、落ち着いた状態になってから矯正術を開始する段取りになるかと思われます。

回答は以上となります。

ご検討ください。
宜しくお願いします。



関連記事


ページ上部へ戻る