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全身への保湿剤外用は浴室で済ませると楽ですよ



11月に入ってから、皮膚の乾燥症状がはっきり出ている患者様が増えてきています。乾燥肌は体質的に若年時から出ている方もいらっしゃいますし、加齢に伴う老人性皮脂欠乏症に関しては60歳以上の方であればほぼ必発です。

皮膚科医は「冬は全身に保湿剤をしっかり塗りましょう」と簡単い言いますが、これを実践するのはなかなか大変な作業です。

そこでお勧めしたいのが、「(バスタオルで水分を軽く拭き取ってから)スプレー式保湿剤を浴室内で全身に吹きかける」という方法です。私自身も3年ほど前から毎冬実践していますよ♪

保湿剤スプレー2019

「スプレー式保湿剤を浴室内で全身に吹きかける」という方法が優れているのは、以下の2点においてです。

①「スプレー式保湿剤が便利なのは知っているが、皮膚に付かなかった保湿剤が床についてベトベトになるのが気になる」というデメリットを感じてらっしゃいませんか? その点については浴室ならば全く心配ありませんよね。気兼ねなくどんどんスプレーできますよ! 最もケアが難しいお背中へのスプレーも、失敗を気にせずチャレンジすることができます。

②「角質にたっぷり含まれている水分を保湿剤で包み込めるように、入浴終了後2〜3分以内に塗るのが保湿剤の上手な使い方」とされています。バスタオルで水分を軽く拭き取ってから、すぐにスプレー式保湿剤を浴室で全身に吹きかける訳ですから、使用のタイミングとしては100点満点です!

是非実践していただき、今年の乾燥肌シーズンを乗り切りましょう!



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