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クレナフィン発売5周年記念講演会への参加



新宿・京王プラザホテルで開催されたクレナフィン発売5周年記念講演会に参加してきました。クレナフィンは日本初の「外用爪白癬(爪水虫)治療薬」であり、「画期的な薬が出たものだ」と思ったのを今でも覚えています。あれから早5年ですが、現在では爪白癬治療において無くてはならない薬となっています。

クレナフィン発売5周年記念講演会

3名による講演を聞きましたが、最も印象的だったのが高山先生の「フットケア分野と関連する白癬治療」でした。これまで患者様から「水虫じゃあ死なないよね、先生?」と言われた時に、「そうですね」と答えていましたが、そうでもないということに気付かされました。

高山先生は「足の機能が損なわれると、長期的に見ると生命予後にも大きく影響してくる」と指摘されていました。

■様々な理由(血行障害、免疫抑制薬、透析など)によって創傷治癒力が低下した方の足に、爪白癬による爪の変形や爪甲下角質増殖が原因で皮膚に微小な傷を生じた場合、治りが悪く、また痛みや不調が長く続くため歩行機能が徐々に低下する

■コロモティブシンドロームからサルコペニア、フレイルへ進展しまう

■心血管イベント(心筋梗塞、脳梗塞など)のリスクが高まり、健康寿命の短縮、生命予後の悪化につながる

「なるほど! 確かにそうだ!」と思いました。次回から「水虫も寿命短縮の遠因にはなりますよ」と答えなくてはなりませんね。

明日からより一層足白癬、爪白癬の治療に熱意を注いでいきたいと思います!



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