美白化粧品の役割 | 松島皮膚科医院 | 千葉 四街道の皮膚科・美容皮膚科の専門医

医療レーザー治療の基礎知識

美白化粧品の役割

まず一口に「しみ(シミ)」といっても、様々な種類と病状の程度があります。

ここでは分かりやすくするために、「くすみ程度の薄いしみ」と「濃い茶色のしみ」とに分けて考えます。

「くすみ程度の薄いしみ」であれば、市販されている美白化粧品を試してみても良いでしょう。

しかし、「濃い茶色のしみ」では、その効果はあまり期待できません。

前の項ではしみの主な原因を、

★ おかしくなった角化細胞が、分裂増殖を繰り返しているから
★ おかしくなった角化細胞が、皮膚を分厚くしているから
★ おかしくなった角化細胞が、より多くのメラニン色素をため込むから

と説明しました。

つまり悪いのは角化細胞です。

それでは、「美白化粧品」はどのように働くのでしょうか?

現在、美白を目的としたさまざまな化粧品が売られていますが、それらのほとんどが、『色素細胞』の働きを抑えようとするものです。

『色素細胞』とは、メラニン色素を作って、周りの角化細胞にその色素を手渡ししている細胞です。

濃い茶色のしみの主な原因は、メラニン色素を過剰にため込んでしまう『異常な角化細胞』であって、色素細胞自身ではありません。

このような理由から、「美白化粧品で『色素細胞』の働きを抑えても、濃い茶色のしみはなかなか消えない」、ということになるのです。

実は、多くの化粧品販売員の方がレーザー治療を希望し来院されます。

「自社製品でくすみは消えましたが、はっきりとした濃い茶色のしみは消えませんでした。このしみがあると、仕事上問題があるのでお願いします」とおっしゃるのです。

さすがに化粧品のプロだけに、製品の効能の限界に関しても熟知されているようです。


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