医療レーザー治療の基礎知識

太田母斑の原因

太田母斑(おおたぼはん)は生まれたときからある場合もありますが、多くの方は思春期になって初めて出てきます。

しかも人目につきやすい、顔に出てくるのです。

このアザの原因は、過剰に増えた『色素細胞』です。しかも、皮膚の深い部分(真皮)に多く増えるので(図3)、今までの治療法ではなかなかうまくいきませんでした。

図3:アザ(太田母斑)の内部構造
図3:アザ(太田母斑)の内部構造
おもに「真皮」の中に色素細胞が増えています。
その結果、アザを外側から見ると青黒く見えることになります。

それでも何とかしようと、

■ 「皮膚を削る」
■ 「ドライアイスを皮膚に押し当ててひと皮めくる」
■ 「正常な皮膚を移植する」

などが行われてきましたが、患者さんにとって、決して満足度の高い治療ではありませんでした。

そんな状況の中、画期的な『レーザー治療』が登場し、皮膚の深い部分に散らばっている色素細胞を正確に壊すことが出るようになったのです。

いかがですか? 

濃い茶色のシミ(老人性色素斑)や青黒いアザ(太田母斑)の本質が分かりましたか?

それでは次に、『レーザー治療』で使われる、『レーザー』とはどのようなものなのかを見てみましょう。


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